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今日は、こんな風に一緒に老後を・・どころか、浮気ばかりで困った王様のお話。。 ルーマニアが国家として認められた1878年、初代の王・カロル1世。 そのカロル1世のお城は観光地としても有名なペレシュ城でした(歴史②参照)。 さて 若き頃、親に認められない恋 ♥ をして駆け落ち ・・ 親が認める相手と結婚して万事解決!となるはずが・・・ 今度は愛人 ♥ を作り駆け落ち・・・ 呆れた親族は代わりにその6歳の息子(正妻との子)・ミハイを王にします。 でもそのカロル2世、のこのこ国へ帰ってきて王位を息子から取り戻す! 1930年のことでした。 こんな人、ちゃんと王としてやっていけるの??という不安的中!? イタリアのムッソリーニを崇拝、ファシズムを支持、 第二次世界大戦が勃発すると、ナチ・ドイツの圧力により ルーマニアの多くの土地を奪われ・・・・(ちょっと王様!ちゃんと仕事してる!??) そんな中嫌気がさしたのか、またもや愛人と亡命! 亡命先でその愛人と結婚してしまうのです・・♥(やれやれ;) さて、こんな王様である父親を見て育った息子のミハイ。 彼は父親と異なり 再度王位に着いた後は「実に真面目な国王」だったとか。 それでも、第二次大戦後 ルーマニアはソ連に占領、共産国側へと取り込まれ、 1948年、労働党(共産党)の独裁主義が始まります・・ まとめ!?第二次大戦前後のルーマニア。 「♥恋多き王♥」に振り回され 「真面目な国王」の息子も結局スイスへ移住 ;; これで良かったの!?ルーマニア!?!?! これは私の個人的なまとめです。詳細・王の偉業(?)については各自でご参照を。 ちなみに彼の娘は現在 某市のテレビ局長の(ラジオ局?)奥様だとか。 ともかく ・・こうしてルーマニアは 一歩一歩 これから続く 長い共産主義時代 へと近づいていくのです ・・・ 【 参考記事 】 まだまだご健在・ミハイ王(写真付・英語) “Michael I of Romania” 【 関連記事:ルーマニアの“超”簡単な歴史シリーズ 】 歴史①(古代・中世) 『世界遺産で見る歴史 ~ ビエルタン Biertan ~ 』 (観光地) 歴史②( ~ 近代へ) 『お城で見る歴史 ~ ペレシュ城 ~ 』(観光地) 歴史③(近代・WWI頃) 『ベンチで見る歴史 ~ クルージュ・ナポカ ~ 』(観光地) 歴史④(WWII頃) 続きの共産主義の時代の色々、こんな本を読んでおくと難しい歴史も すっきり頭に入るかも!?! →→ 『外交官との恋 』 番外編(ルーマニアの英雄) 『ヒーローはエロイ!!』 (コラム) ******* ♪Blogランキング参加中♪ここをクリック頂けると投票されます 応援クリック嬉しいです!Thank u for your click ! 今日の記事は文章ばかりで面白みにかけました;(Sorry!) また歴史の専門家ではないため、かなり省略+都合の良いところだけ ピックアップしていますので、こちらの情報を、それだけと 思わないで下さいね。 歴史に興味のある方は ご自分で掘り下げて下さい。 歴史⑤は ルーマニアの歴史に欠かせないチャウセスクに絡む歴史。 『ホテルから見る歴史』 & 『お菓子から見る歴史』を 考えています。 ちょっと暗い話題にもなるかもしれませんが、 既存の本には載っていない、知人から聞いた「本当の共産主義時代」の体験談 お伝えできたらな、と思います。 歴史を知ってこそ、旅が面白くなる! 歴史を知ったら いろんなものがもっともっと楽しく見える!! 言葉・料理・文化の裏に歴史が見え隠れしているのがルーマニアの魅力です :)
by go_to_rumania
| 2005-10-25 06:58
| Info /国・旅情報(129)
|
Comments(8)
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chiro_sakurako at 2005-10-25 09:02
(*≧m≦*)ププッ
そうなのかぁ そうなのかぁ。。。 大丈夫かルーマニア!!!! 応援してます (^w^) ぶぶぶ・・・ でも、、、なんで ルーマニアにいるんですか? (ずっと素朴な疑問でしたの おほほほ)
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すばらしい!そして、「浮気な王様」って、ラテン系の国らしい!ルーマニアに共産主義時代があったのが信じられないくらい。。。って、冗談は抜きにして、ルーマニアって、自ら招いたところもあるかもしれませんが、歴史を通して悲惨な時代を送っていることが多いですよね。私はミルチャ・エリアーデが大好きで、彼の小説(『noaptea de sinzie』)をとおして(勿論学術的な部分でも多大な影響をうけましたが)、ルーマニアの近現代史を学べました。ルーマニアは偉大な作家が多い点でもとても尊敬する国です。
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at 2005-10-25 17:19
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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ベルボン
at 2005-10-25 20:09
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ルーマニアの歩道が、ちょっと日本に似ているな~なんて、思いました。
やっぱりこんな風に一緒に老後を過ごせるのが、人生満足できそう・・・。 それにしても、なんちゅ~プレイボーイぶりでしょう・・・。 私には縁遠いです・・・(汗)
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Sevres-Babylone at 2005-10-25 20:47
こんにちは☆遊びに来ました。
未知の国ルーマニアの歴史・・・チャウセスク政権時代の歴史は一応把握していましたが、こんな王様がかつてこの国を支配していたとは・・・。ルーマニア・・・侮れない(笑)
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at 2005-10-25 21:27
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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gonburimo at 2005-10-26 06:34
ヨーロッパ諸国って、なにげに元王様がけっこういるんですね。今のブルガリアの首相もたしか元国王でしたよね。もともと王国がたくさんあった土地柄で、元貴族という人たちも多いんでしょうね。ホーエンツォレルン家なのも驚きました。
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wallst.times at 2005-10-26 09:28
なるほどー。ロマンティックな国民性?なのかなあと思います。。私の中ではラテンが恋愛に情熱的なイメージですが、情熱的であってもロマンティックさには欠けると思います。やっぱりヨーロッパですねえ。。
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