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そこに住む修道女達は一体どんな生活をしているのでしょうか。 そのこじんまりとしたお家に だいたい3人位で一緒に生活しています。 教会でのお勤めは 1日3回; 朝6~8時、午後3~4時、午後6~7時 賛美歌を歌ったり、祈りを捧げたり、黙想したり・・ こちらの人達は胸の前で十字架をきりますが、彼女たちは 一度しゃがみ頭を床に近づけて十字をきります。実は1日300回十字をきるそうです。 どうやって300回数えているのかしら?と思ったら、日本でいう数珠に十字架が付いたものがあるのですが、その数珠を手に持ち、1回きるごとに数珠を粒を進めていき、1周したら何回、と数えているそうです。 そしてお家でももちろん「決められた崇拝」の時間があり、部屋の一部に掲げられた たくさんのイコンへ向かいひれ伏し、十字を切り、お祈りをする。。 この神聖な時間を通し、清められていくそうです。 若い修道女はその年老いた修道女のお世話をすることがまずひとつ。 年老いた修道女が病気になったら街のお医者さんへ連れてゆく、 そして水汲み・掃除・洗濯・料理など、朝のお勤め前からたくさんのお仕事があります。 また壁にかけられている大きな織物(じゅうたんのようにしっかりとした生地が多)や、 イースター・ホーリーエッグのペイントなどの手仕事を少しずつ。 こうした作品は修道院で売られ、質素な生活をしている彼女たちへも還元されます。 ・・なんて やっぱり都会とはかけ離れてる・・と思いきや、 都会と離れてるゆえに 携帯を持っている修道女も少なくはなく、 う~~ん、ちょっと似合わないわ、と思ったり。。 まあ、緊急事態に電話は必要ですしね。 でも 若い修道女だけだと、やはり気になります、「普通の番組」♪ しかしここは修道女、一緒に夜のクイズ番組を見ていたら 司会の女性を見て「露出が多すぎる服は美しくないわよね!」 そうかな、、素敵だと思ってしまうけれど・・・ 「ズボンをはいているなんて男の人みたい」 えっ;;;; そう言われた私はズボンですが・・・ アダムとエバ(最初の人間)のエバはスカートしか履かなかったとか。 「お化粧をして、真の美しさを汚してしまっているわ」 ・・・・ 私もこう見えてもお化粧してるんですが・・・・ ・・と 普通の人達とは異なり、会話がいまいちかみ合いませんでした。 やっぱり「穏やかで神聖な生活」をしているだけあるのでしょうか・笑 修道院地方へ行かれたら、本当にたくさんの修道女を見かけると思います。 彼女たちと、少し話せばおちゃめな部分もある彼女たちと 是非話してみて下さい。 きっとルーマニアの魅力の一面を感じられるはずです。 ※話を聞いた修道女は、インターネットについていまいち理解できないようですが、 聞いた生活の話 など公開することに了承済です。 ****************: ♪人気blogランキング参加中♪←クリック頂けると投票されます。 旅行・グルメ部門参加中です。Thank u for your click !
by go_to_rumania
| 2005-05-15 07:00
| Life/文化・人 (183
|
Comments(15)
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smakimakiy at 2005-05-15 08:25
修道女さんたちの暮らし、もっと色のない住まいを想像していましたが、
ずいぶん柄物が飾ってあってかわいらしいお家ですね。 そして修道女さんたちも携帯を持つ時代ですか。 テレビも見ていらっしゃるとは・・・。 ま、神に仕える身とはいえ、ごく普通の人々ですものね。
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craftshop-i at 2005-05-15 11:27
興味深いお話 ありがとうございます。
映画の中でちょっとのぞいたことがある程度ですもの。 お家やお部屋の映像なんて、普通見られません。 家に居て、PCクリックするだけで見られるなんて、スゴイです。 貴重な経験できて良いですね。 そして、私たちにも情報届けてくださって、ありがとうございます。
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ちまき@『まぜごはん』
at 2005-05-15 11:54
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不思議な気持ちになります。中世の秘密の物語をひも解いたような。
職業として選択した方が多いのでしょうか? ルーマニアって面白いですね。ちょっとワルかと思えば、硝子細工のような繊細な一面もあって。いつも楽しみにしています。
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kiyoaki.nemoto at 2005-05-15 12:49
あまり知られていない生活にスポットを当てた話で、興味深く読みました。
修道院はどうやって生計を立てているのか、とても興味があったもので。
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UNAM_PUMAS at 2005-05-15 13:15
修道院と言う、男のおいらにとっては秘密の花園(表現の仕方が古くて申し訳ないです)のレポ、興味深く読ませて頂きました。想像していたより人間らしく、そして厳格なのですね。
メキシコは隣国アメリカの影響で、カトリックの影響力が日に日に弱まり、若い人の宗教離れが深刻らしく、学校の守衛のおばさんが良く嘆いてます。 それでは又うちにも遊びに来て下さいませ。失礼します。
久しぶりにおじゃましました。
いつ来てもキレイな写真で感心しています。 風景からかいま見れる「季節の流れ」が、ライブ感をおぼえます。 ホント、現地の人達とも深く接しられてる様子、更新、これからも楽しみにしています。
こんにちわ。day'sのeikoです。
ご訪問&コメントありがとうございます。 私も修道女さんたちの生活などは映画とかの中でしか知らず、と言っても映画とかになるとかなりデフォルメされているでしょうけれど・・・ 私生活部分、興味深く読ませていただきました。 教会とか見かけると覗いてみたいなぁと思いながらも、ちょっとしり込みしています。今度思い切って行ってみようかしら・・・
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at 2005-05-15 14:55
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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m_tomo27 at 2005-05-15 17:30
すんごいギャップ、だってルーマニアもモルドバの女の子もど派手でしょ、
メイクもバッチリ、衣装なのか?と思わせる服もねぇー派手派手 かなりこの違いに驚きましたが、こういう人の存在が宗教を守るわけねぇー納得
黒づくめの修道服姿は、信仰に身を捧げるストイックな印象を受けますが、
彼女達の表情は、素朴なふつうの女の子ですね。壁に飾ったタピスリーが とても綺麗で、女性のお部屋らしい雰囲気です。 彼女達とgo_to_rumaniaさんの会話の微妙なすれ違いに、思わず にんまりしてしまいました。(笑)
シンプルな美しさ、というのは彼女達のためにある言葉なんですよね。
神のために生きる生活・・私にはとても勤まりそうにありませんが そういう人生もあるのだなぁと彼女達の優しい笑顔を見て考えさせられました。 またルーマニア、という場所柄普段の生活の様子まで神聖な 物に見えてきちゃう。う~ん、奥が深いお国ですよね。 余談ですが、以前実家に帰った時お坊さんが家に来て お経を上げていただいたのですが、その時お数珠をくるくる 指で回しながら読経をするのを不思議に思って「どうして回して るんですか?」と質問したところ、「何回南無阿弥陀仏と唱えているか お数珠の一粒一粒を回して数えてるんですよ。」と答えていただきました。 なんと!キリスト教でも同じなんですね。。不思議だなぁ。
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JIN
at 2005-06-13 16:12
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修道女さん。
私も5つの修道院をまわっている最中に会いました。 スチェヴィッツァ修道院やフモール修道院など色々まわりましたが、 一番印象に残っているのはドラゴミルネイ修道院です。 午前中の早めに行ったのですが、修道院内では 修道女の方が3人絨毯のお掃除をしていました。 バケツに水、そしてアイロンを片手にして・・・一体なにをしてるの? と思いジーッと見つめていたら、おいでと手招きをしてくれて 私の目の前で絨毯にくっついたごみをとる一連の作業をしてくれました。 私が関心して手をたたいたら。 おかしそうに笑ってました。 当然といえば当然、彼女達にとっては普通の事ですもんね。 その後、修道院のまわりの居住スペースの近くを通ったら 朝ごはんの用意とかしてました。 他の修道院は観光客が多すぎて、ちょっと残念と思っていただけに ここはとてもよかったです。
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go_to_rumania at 2005-06-14 06:40
★JINさんへ★ 修道院地方のエピソード、ありがとうございます。
そう、修道女たちも普通の生活を営んでいるのですよね。でも和やかで 落ち着いていて、、、彼女たちのまなざしから感じました。 修道院地方、確かに場所によってはかなり観光地化されていますよね。5つの修道院は夏にまた紹介できたらと思っています。 私が訪れたNeamt地方の修道院では、アガピア修道院が一番観光地化されていたかな。あとシハストリア(私が一番好きだった修道院)も欧州の観光バスが門脇までつけていてちょっと残念でした。 Varatec(ヴァラテック)修道院は地元の人、修道女の家に滞在している人達が多くてあまり観光地していませんでした。 でも、修道女の方とコミュニケーションとられたようで、嬉しいです。 やっぱり地元の人と何かしら触れ合う機会があると(ヒッチハイクでも、 おしゃべりでも)旅行の楽しみが増しますよね。
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JIN
at 2005-06-20 13:51
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Neamtですか・・・
go_to_rumaniaさんの話を読んでいると、行って見たい! と思う場所がどんどん増えていきます。 しかし、情報が少ないのが残念です。 まぁこのサイトを見つけただけでも幸運ですが。 他のサイトって有名どころは結構載っているんですが それ以外はあまりふれていないんですよね。 なので、これからもどんどんルーマニアの良いところを教えてください! それから全く言葉がわからなくてもとっても楽しかったルーマニアなので 少しでも言葉がわかればもっと楽しいはず という事で、次の旅行までちょっと勉強してみようと思います。
私も正教徒で、しかも神学生ですが、『アダムとエバ(最初の人間)のエバはスカートしか履かなかった』とか言う話を聞くと、ガクッときてしまいます、そんな話は聖書のどこにも書いていない。
まあ田舎の修道女ですから、言われたことを素直に信じているだけなのでしょうが・・・・あるいはその素直さをほめるべきなのか、複雑です(笑)
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